京都工芸繊維大学生のための就職活動情報誌
41/92

12345まえ企業研究心が絞り込み逆指名型から連絡がくる企業の研究から始めてみよう。39だけでなく、企業が大切にしている考え方や募集要項、その企業の求める人物像、社史、選考のステップなども確認しておくべきです。この作業にあせりは禁物。時間はかかると思いますが、じっくりと行うことで、自分に合った企業が見つかります。 たくさんの企業を比較検討したら、志望企業を絞り込んでいきましょう。給与などの条件面だけでなく、さまざまな視点で絞り込んでいくのがポイントです。今まで聞いたことがなかった企業でも、魅力的だと感じられる企業は数多くあります。企業研究の段階でそのような企業を見落とさないようにして、次のステップ(エントリーやOB?OG訪問)に進みましょう。 志望する業界?職種が固まってきたら、次は一つひとつの企業を詳しく研究していきましょう。ありがちなのが、テレビなどで見かける業界や企業のイメージのままで、企業を理解したつもりになってしまうこと。社名やイメージだけにとらわれずに、客観的に分析しましょう。同じ業界でも、取り扱っている商品?サービスが異なっていたり、働く環境が違う場合もあります。また、あまり知られていない企業や、規模が小さい企業でも、業界で高いシェアを獲得していたり、経営が安定している企業はたくさんあります。 企業選びの基準は人によってさまざまです。例えば、「グローバルに活躍したい」という人と「生まれ育った地元で働きたい」という人では、重視するポイントはもちろん違ってきます。企業研究の最初のステップは、「自分のやりたいこと」を明確にすること。「大学を卒業して社会に出た時、どのように活躍したいか」、さらに「3年後、5年後、どのような人間になっていたいか」など、はっきりとした理想の自分像を持ちましょう。 就職情報サイトや新聞、企業のホームページなどを見て、より多くの企業情報を収集し、興味が持てる企業をピックアップしていきましょう。ここでのポイントは、いきなり絞り込みすぎないこと。ついつい、聞いたことのある企業の情報だけを集めてしまいがちですが、それだけでは本当に自分に合う企業を見逃してしまうことになるかもしれません。最初のうちは、幅広く、多くの企業を知ることが大切です。 自分が入社する可能性のある企業なので、将来の自分をイメージしながら、一つひとつの企業を徹底的に比較検討しましょう。事業内容や売り上げ、従業員数といったこと企業を絞り込む視点(例)?イメージ重視からの卒業?やりたいことを明確に?企業の情報を徹底収集?情報を比較検討?志望企業を絞り込む志望企業決定への道客観的な分析をやりたいことを明確にする数多くの企業情報を収集し、気になる企業をピックアップさまざまな情報を見比べる企業を絞り込むテレビなどで見かける業界や企業のイメージにとらわれることなく、客観的に分析しましょう。3年後、5年後にどのような人間になっていたいかなど、将来像を明確にしましょう。企業研究のカギは、徹底的な情報収集にあります。一つひとつ企業を比較検討していきましょう。いくつかの切り口で比較するのがお勧めです。自分が入社してからのことを想像しながら志望企業を決定し、次のステップに進んでいきましょう!● 自分のやりたいことが実現できるか● 理念やビジョンに共感できるか● 得意分野や独自の強みがあるか● 研修は充実しているか     など企業研究

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る