令和7年9月9日(火)、本学博士後期課程の学生を対象とした企業訪問ツアーを開催しました。
本学では、トランスファラブルスキルの醸成、課題設定能力?研究遂行の基礎力の向上を目的として、企業訪問ツアーを毎年複数回実施しています。ツアーでは、グローバルに社会貢献している企業を訪問し、社会課題にどう向き合ってきたか、企業社員との交流を行いながら考える機会を提供しています。
今回は、博士後期課程の学生11名が大阪府三島郡にある積水化学工業株式会社 水無瀬イノベーションセンターを訪問しました。
まず、今年、量産化を発表しているペロブスカイト型太陽電池を始めとする多くの最先端技術の取組みを見学させていただきました。その後のレクチャーでは、「6の基幹技術?28の技術プラットフォームに見られるシーズ」と「社会課題解決などのニーズ」がどのように結びついているのかなどについて、社史も踏まえてご紹介を頂きました。
質疑応答や本学教員の指導によるワークを通じて、社会問題や課題設定の視点、日ごろの自身の高度な専門研究の取組みを社会とどのように結び付けていくかなど、博士学生がお互いに意見交換をしながら、考え?学ぶ貴重な機会となりました。
【本件照会先】
京都工芸繊維大学学生支援?社会連携課
TEL:075-724-7142
E-mail:doc[at]jim.kit.ac.jp(※[at]を@に変換してください)