令和7年1月20日(月)、KIT男女共同参画推進センターが「生理痛体験を通した想い合い研修」を実施しました。
本研修は、「生理」や「生理痛」について、経験したことのない男性はもちろん、同じ女性間でも痛みに個人差があり理解が難しい問題があることから、生理痛の辛さを認識することで、教職員等が互いに尊重し想い合い、より良い職場環境を醸成することを目的として、約20名の教職員が参加しました。
本研修は、大阪ヒートクール株式会社が、経済産業省 令和6年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」に採択された事業の一環として実施しているものであり、材料化学系 菅原徹 教授の協力の下、本学での開催の運びとなりました。
研修当日は、ピリオノイド(生理痛VR体験装置)を装着し、筋電気刺激(EMS)の発生により、生理時に生じる腹部の痛みの疑似体験を行うとともに、体験後に、本体験を踏まえて良い学習?労務環境にするための対策を考えるワークショップを行いました。また、吉本昌広 学長も本研修を見学した他、生理痛疑似体験にも参加しました。
参加者からは「生理痛に対する意識の持ち方が変わりました」「大学では女子学生や女性教員が少ないので、幅広く知る機会があれば良いと感じました」「痛みの感じ方にとても大きな個人差があることを知って驚きました」等の感想がありました。
また、研修終了後には、本学の男女共同参画推進として今後検討したい取り組みについて、教職員によるディスカッションが行われ、対面での活発な情報交換?意見交換が行われました。
吉本昌広 学長(左)及び
半塲祐子 KIT男女共同参画推進センター長(中央)の
生理痛VR体験の様子
ワークショップの様子
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